家族会員カードのメリット・デメリット

家族会員カードとは、本会員が支払責任を追うカードで、発行に審査も必要ありません。家族カードとも呼びます。
通常は、子供のために、配偶者のために、発行するものですが、
利用額が大きいと本会員への請求額が大きくなっていまうので注意が必要です。

本会員カードでも家族会員カードでも、どちらでも家族プログラムには参加できます。

JAL 家族会員カード のメリット

  1. 本会員カードに比べて年会費が安くなります。
    家族会員の年会費は、本会員の年会費の約半分です。
    ですから、コストを抑えるなら家族会員カードの発行は安く済みます。

    ただし、本会員がゴールドカードを持っている場合なら、ゴールドカードの家族会員費用は8,400円になってしまいます。
    家族会員は、本会員の半額ぐらいですが、本会員の年会費が高いと家族会員の年会費も高くなってしまいます。
    普通カードの本会員なら、初年度無料で2年目からは2,100円なので、結果的に本会員の方が安くなります。
    つまり、ケースバイケースなので、絶対に家族会員カードの方が安くなるという訳ではありません。
  2. JALカードショッピングマイル・プレミアムには自動で加入済みになります。
    JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会するには、通常、費用2,100円/年が必要になります。
    JALカードで買い物をするのなら、ショッピングマイル・プレミアムは絶対に入っておきたいサービスです。
    本会員カード(親カード)がショッピングマイルプレミアムに加入していると、家族会員カードも自動で加入していることになります。
    ただし、本会員がショッピングマイルプレミアムに加入していないと、家族会員も未加入扱いになってしまいます。
    JALカードショッピングマイル・プレミアムへは、必ず加入するようにしましょう。これは絶対お得です。
    ショッピングで貯めたマイルは、本会員のマイルとしてカウントされます。
  3. カード発行に、審査が必要ありません。
    ゴールドカードやダイナースカードの会員になるには、ハードル高い審査を通過しなければいけません。
    ですが、家族会員カードであれば、支払責任は本会員が負うことになりますので、カード発行時の審査は必要ありません。
    とはいえ、普通カードやAカード程度なら、ほぼ誰でも審査は通ってしまうので、関係ないと言えば関係ないかも知れません。
    「収入はない(少ない)けど、ゴールドカードを持ちたい!」と思ってらっしゃる方なら、
    親や配偶者の家族会員としてゴールドカードホルダーになることも可能です。

JAL 家族会員カードのデメリット

  1. 『JALカードSuica』 は持つことができません。
    JALカードの中でも、JALカードSuicaだけは、家族会員カードを作成できません。
    ですから、JALカードSuicaを持つなら、本会員としてJALカードを持つ必要があります。
    東日本で通勤にSuicaは必需品なので、これは厳しい制約になってしまいます。
  2. 本会員(親カード)のJALカードと同じカードになってしまいます。
    家族会員カードなら、本会員カードと同じ種類のJALカードになってしまいます。
    本会員が、JAL JCBカードなら家族会員もJAL JCBカードになります。
    本会員が、CLUB-Aカードなら家族会員もCLUB-Aカードになります。
    「Edyチャージでもマイルが貯まるDCカード系が良かったのに・・・」とか
    「あまり使わないから年会費が低いカードの方が良かったのに・・・」とかの悩みが出てきます。
    その点、別に本会員としてJALカードを保有すると、一切の制約がなくなり、自由にカードを選べます。
  3. 利用明細書が一緒になって作成されて送られてきます。
    支払うのが本会員(親カードホルダー)なので、利用明細&請求書も本会員宛てに送付されます。
    「家族であっても、利用明細・請求書を見られるのはちょっと...」と私のような方には難しい話です。
    逆に、ご自分が本会員であって、家族が持つクレジットカードの利用明細を一目瞭然に把握したいと考える方には適しています 。

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